病院ブログ

2025.2.22ブログ
おしっこトラブルはありませんか?

みなさんこんにちは。

暖かくなったと思ったらまた寒さが戻ってきて、気候が安定しない時期ですね。

お元気でお過ごしでしょうか?

 

今回は冬に多い猫ちゃんの病気について説明したいと思います。

毎年寒さが厳しくなるにつれ、膀胱炎や尿路閉塞などの下部尿路疾患が増えてきます。

 

膀胱炎は精神的・環境的ストレスや細菌感染が原因となって膀胱に炎症が起こる病気で、代表的な症状としては頻尿や血尿(茶色っぽいことも)陰部を気にして舐める、いつもと違うところにトイレを失敗するなどです。

尿路閉塞は、腎臓で作られた尿が膀胱に溜まり、排泄されるまでの間の尿路に結晶や結石、炎症細胞などが詰まる病気ですが、1日そのままにしておくだけでも命に関わる状態になる事があります。

 

↑閉塞を解除した後の血尿

 

トイレにしょっちゅう行くようになったり、トイレに行っているのにおしっこが出ていないなどの症状がみられた場合は、あまり様子を見ずに早めにご来院ください。