病院ブログ
みなさんこんにちは🐕🐈
本日のブログのテーマは異物誤食に注意です。
異物誤食とは大きく2つに分けると
・食べると体に有毒な物
・食べると胃腸閉塞などを引き起こす物
となります。
それぞれ詳しく説明していきます。
まず食べると体に有害な食べ物としては
- チョコレート、ココア
- ブドウ(生・干し共に)、レーズン
- ネギ、ニラ、ニンニク
- キシリトール
- アボカド
- マカダミアナッツなどのナッツ類
- 人用の薬(頭痛薬のアセトアミノフェンなど)
- ニコチン(タバコ)
が代表的なものになります。
犬は甘味を好む子が多いため、チョコレートや玉ねぎ(特に加熱済みのもの)を喜ぶ傾向にあります。
ちなみに玉ねぎが入っていた料理、例えばすき焼きやみそ汁などから別の具材だけ取り出してあげても、玉ねぎの成分がしみ込んでいるので中毒は起こります。
また、観葉植物や花にも有毒なものがあります🌸🍃
観葉植物をお部屋に飾る時は、動物に有毒なものでないか、動物の口が届く場所に置いていないか注意しましょう。


次に食べると胃腸閉塞などを引き起こす物です。
- 硬い骨
- 植物の種(梅干しの種、桃の種など)
- 歯磨きガム
- 布(タオル、靴下、ハンカチなど)
- 糸くず、毛糸、紐、髪の毛など細長いもの

胃に入って出て行かずに胃に停滞しつづけるものと、胃から出て腸に流れて詰まってしまう場合があります。
大型犬では靴下、ゴム手袋、ハンドタオルなどを飲み込んだ例があります。
猫は狩りの本能から紐状の物やおもちゃのネズミ、羽を飲み込みやすいです。
紐状の異物は腸がアコーディオン状態にギュッと結ばれた状態になってしまう事もあります。
異物は飲み込んでから時間が経っていなければ催吐処置をして吐かせる事も可能ですが、飲み込んだもの(例えば鋭利な物質、電池など)によっては食道を傷つけるため吐かせる事が出来ません。
催吐処置が出来ないものや、胃内に残っている場合は内視鏡で取り除きます。
すでに閉塞症状(嘔吐、吐きたそうなのに吐けない、食欲不振)が起きている場合は、開腹して腸にメスを入れる手術が必要になります。
腸のダメージによっては、傷ついた腸を切り取って、綺麗な腸同士を縫い合わせる縫合処置が必要となります。
合併症が出る場合があり、簡単な処置ではありません。

また異物誤食をする子は繰り返す事が多く、飼い主さん側の注意が必要不可欠です!
「○○を食べてしまったが、大丈夫なものか分からない」
「このまま様子をみてもいいのか?」
など、もし悩んだ場合はひとまず病院に連絡し、相談してください📞
